債務整理後

債務整理後はどうなる?

 

債務整理後は、安定した生活が待っています。
債務整理の方法は、法律家と相談して決めていきます。
自分にとって最もメリットが大きな方法を選択していくのです。

 

債務整理の手続きをすると、即座に取立てが止まります。
これが最初に実感できる効果でしょう。
債務整理が終了するまでには、数ヶ月を要するのが普通です。
過払い金の返還を受けるだけでも、3ヶ月以上を要することが多いです。
すんなり対応してくれる業者ならば、解決は早くなるでしょうが、最後まで抵抗してくる業者ですと、解決まで半年以上を要することもあります。
忘れたころに弁護士から連絡がきて、債務整理が終了した旨を伝えられるのです。

 

債務整理が終了したら、今後は毎月の支払いが始まります。
借金を全額免除できるのは自己破産だけなのです。
それ以外の方法は、元金・利息をカットできますが、債務の一部は残りますので、3〜5年くらいかけて完済していくのです。

 

任意整理は、利息をゼロにして元金を支払っていく方法です。
利息をカットするだけなので、あまり効果はないと思われるかもしれません。
しかし、毎月の負担は以前とは比べ物にならないほど軽くなっていることがすぐに理解できるでしょう。
利息が大きな状況では、毎月2万円ずつ返済していても、元金がまったく減らないケースもあるのです。
つまり、借金が永久に終わらないのです。
2万円ずつ借金を減らすためには、毎月4万円ずつ返済しないといけないのです。
任意整理をして利息をカットすれば、返済した金額がそのまま元金から引かれます。
返済するたびに、確実に元金が減っていく安心感は非常に大きなものです。

 

債務整理後に注意したいのは、再び遅延してしまうことです。
2回以上遅延した場合、一括請求を迫られることになります。
この場合、再び債務整理をして処理できますが、余計な出費となってしまいます。
債務整理は今度の返済プランも考慮して、適切な方法を選ばなくてはいけません。